このセミナーは、単純に「切り方が学べてよかった」というレベルのものではありません。
アサカワが、なぜそこまで切り方にこだわるのか?
その裏には、目を覆わんばかりの“飲食業界”の現状が横たわっているのです。
飲食店は、原価の何十倍もの利益を載せる業態です。定食屋ならともかく、レストランとなれば“見本”となるべき、究極の料理とサービスを提供する場所のはず。
ところが食材の追及はあまりにおろそか。「オーガニック」「こだわり」を謳っているお店でも、見えないところではしっかり手を抜いているということも事実なのです。
その店が「何を言っているか?」ではなく、「何を言っていないのか?」、“言わないことにこそ本質が隠されている”こうした視点で見極める必要があるのです。
このセミナーでは、具体的な“切り方”にプラスして、こうしたほかでは知ることのできない飲食業界の裏側についてもお伝えします。
「チャイニーズ・レストラン・シンドローム」という言葉をご存知でしょうか?
“中華料理店症候群”とよばれるこの症状が話題になったことがありました。グルタミン酸ナトリウム、いわゆる化学調味料の大量摂取により引き起こされる、倦怠感、頭痛、胃腸の不快感などの症状。
あなたも中華料理店の厨房を覗き込んだ経験がおありなのではないでしょうか?あの大きなおたまですくわれた白い粉、かなりの量が鍋にバサッと入れられる。あれこそが、グルタミン酸ナトリウムです。
大量摂取による人体への影響が懸念されはじめると、「化学調味料不使用」ということを売りにする店が出てきました。ところが、レストランの厨房で使われる調味料や加工食材のほとんどのものには、名を変えた「化学調味料」が使われているのです。
こうした認識を持っていない料理人がいるとしたら、「プロ」とは呼べません。また、認識していながら「化学調味用不使用」とうたっていたら、これは偽装、さらにいえば詐欺的行為です。
「いかに原価率を下げ、利益を上げることができるか」、そこには、消費者の健康を思い、プロとして“食”を真剣に考える姿は存在しません。
しかし、その一方で、
「料理人には、この国の土と水を守る義務がある」
こうした思いで、厨房に立つ料理人もいます。
一円でも安く!どこまで原価率を落とせるか!このことにしのぎを削ることが続けば、当然、食材のクオリティーは置き去りになります。「大量に・早く・安く」の結果、農地は肥料と農薬で汚染され続けます。農地が汚れれば、河川、海にもその影響がダイレクトに及ぶことは想像に難しくないと思います。また、これは農業に限ったことではありません。水産業でも同様のことがおこっています。
食材にこだわるあなたのことですから、「野菜は無農薬、魚は天然」、すべてはムリでも可能な限りはそうしたい、とお思いのことでしょう。でも、今この“天然”が危ういのです。
「産地偽装のこと?」、確かに偽装の問題もありますが、私がここでお伝えしたいのはそのことではありません。
今、漁港でなにが起こっているかというと、例えば「鯛」。天然の鯛も養殖の鯛も同じ価格で扱われ始めているのです。「そんなばかな」と思われるかもしれません。確かに私たちが魚屋さんで買う値段は、天然と養殖では数倍の差がありますね。でも、漁師さんに支払われる金額は同じなのです。なぜか?
大手の水産業社は、「安定した量」「安定した出荷」「安定した価格」(できれば安価で)が三大条件なのです。彼らにとって、少量しかなく、いつとれるかわからない、価格も変動的というものは、例えクオリティーが高くとも、非常に扱いにくく、商売上メリットが少ないのです。
危険を伴う船による漁。苦労して天然のものをとっても、同じ金額でしか買い取ってくれないのなら、当然、“養殖業へ”ということになります。
農業そして水産業も含めた日本の食の崩壊にストップをかけたい!食を提供している立場の料理人にはそれができる!
「厨房から世界を変える!」
レストラン「日水土」のシェフ・アサカワは、日々このことばを胸に、厨房に立ち続けています。
私は、「厨房から世界を変える!」というこのコンセプトに、あなたならきっと共感していただけると信じています。「経済第一主義」のもと、得たものも多いですが、失ったものも少なくありません。食は文化です。心から楽しめる、本物を提供してくれるレストランをひとつでも増やし、真に豊かな食を取り戻すためには、あなたの力が必要です。
先ほどお話した「漁業」の世界同様、「いいものを作っても、支持されないのなら意味がない」「やめてしまおう」と考えるお店も少なくないかもしれません。消費者も食に対する不安や危機感はあるけれど、漠然としすぎていて、行動を起こせない。何を支持すればいいのか分からない。心ある作り手と、その思いを感じとり支えたいと思う消費者をつなぐのが、私たちナチュラル・ハーモニーの役割です。
最後に、もし、あなたがこの長い手紙を途中で読むのをやめてしまったら、この思いをお伝えすることはできませんでした。最後まで、お読みただいたき誠にありがとうございます。そして、そんなあなただからこそ、このセミナーには、ぜひご参加いただければと思います。会場でお会いできますことを心から楽しみにしております。
アサカワは、これまで多数の取材を受けていますが、その中で“レシピ”について語ったものはひとつもありません。
なぜ、アサカワは“レシピ”を必要としないのか?
この点を含め、余すところなく、お伝えしていきます。
切りかた良し!試食あり!ほかでは聞けない業界の実態が聞ける!1回で3度オイシイ♪内容を120分に凝縮してお届けいたします。
今回のセミナーの定員は非常に限られています。しばらく同じ内容でのこのセミナーを開催する予定はありません。食を真剣に考えるあなたに必ず役に立つ内容です。今すぐお申し込みください。