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自然栽培全国普及会

 

 
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日本の「主食」玄米の見分け方

2 農薬の現状と使う意味

 

「いつまでも元気で過ごしたい!」

「健康に子どもを育てたい!」

 

 

だれもが思うことですね。

それでは元気、つまり生命力があるということはどんな状態なのでしょうか。

 

 

人間でいえば、元気で大きな病にもかからず心身共に社会生活を謳歌しているというところでしょうか。

生命力のある人は、どこか輝いていたり、魅力があったり、なにかを目指していたりするのかもしれません。そうした人にとって健康であることはベースのように思えます。そんなに薬にも頼らず生きていける状態なのでしょうね。

 

 

お米でいえば、病気にもならず農薬を使われなくても元気に育って次世代につなぐ命を稔らせている状況でしょうか。とすれば土台は農薬に頼らずとも元気に育っていること。つまり無農薬であることいえますね。もちろん作られる方の情熱や愛情は何より大事ですが、無農薬というのは自然相手の農業をする上で自然と調和した一つの結果・指標といえそうです。

 

 

無農薬という結果がおこる条件として、稲が育つ水や土といった環境や種をまく時期、品種という個性だったり、地域の風土だったり、その年の気候などの条件があります。これらがお米の生命力にも影響するのだと思われます。

 

 

さて、それではまず生命力の指標となる農薬について見ていきましょう。

まず農薬の状況についての質問です。

農薬の使用量世界一はどこでしょうか?

 

 

下記の図のように中国が世界一なのですが、実はつい最近まで日本は世界でもっとも単位面積あたりの農薬使用量が多い国だったのです。意外ではありませんか? 輸入農産物の農薬を心配しがちですが、日本も農薬をたくさん使ってきている実績があります。

 

 

確かに日本は農薬の使用量を減らしてきています。ブドウなどでは各国と比べても少ない量しか使っていません。しかし国土が狭いので年間を通して出荷可能なハウス栽培が多くあります。ハウス栽培は農薬を使うことが多いこと、農薬をあまり必要としない麦や大豆などの穀類の栽培が少ないこと、こうした背景が単位面積当たりの農薬使用量を海外よりも高めています。世界的には安心安全のブランドとなっている「Made in Japan」ですが、名前だけでなく実情を知っていくことが大切です。

 

 

農薬は食料生産を安定させる上で、現状、欠くことのできない技術です。ただ生命力を観点にお米を選ぶ上では、買うお米の農薬使用の有無を知っておくことが賢明といえそうです。

 

  社会実情データ図録より引用

作物別にみた年間農薬使用量

作物 国名 栽培面積(千ha) 農薬使用量(t) ha当たり(kg)
ぶどう(注) 日本
アメリカ
フランス
イタリア
スペイン
28
338
1,079
1,129
1,700
856
16,170
66,694
50,750
28,080
30.9
47.8
61.8
45.0
16.5
日本 2,246 24,549 10.9
大豆 日本
アメリカ
143
25,689
794
67,728
5.5
2.6
ばれいしょ アメリカ
スペイン
フランス
イタリア
513
343
203
138
5,945
931
2,705
3,071
11.6
2.7
13.3
22.3

(注)ぶどうについては殺菌剤のみ
バッテル社資料(1983年~1985年)などより

 

 

次に安心安全の代名詞のように思われる有機栽培についてお伝えしておきます。有機栽培の理念はすばらしいものがあります。「有機」の語源は「天地に機、有り」という漢詩から来ているそうです。天地に「機」有りとは、天地にまたがる大自然には「機」、つまりしくみや法則があるという意味。その法則に則って栽培しようとするのが有機栽培の本質です。まさに自然栽培と同じような理念があります。

 

 

すばらしい有機農家さんもたくさんいらっしゃいます。ただ事実として知っておきたいのは、使用の認められた農薬があるということです。農林水産省のWEBサイト有機農産物のJAS規格 別表2をご覧ください。36種類の農薬の使用が認められています。

 

 

つまり、有機栽培にも減農薬と無農薬があります。

現在、有機農産物の農薬の使用について店頭で表示する義務はありません。ただナチュラル・ハーモニーの店舗では表示するようにしています。せっかく消費者の方も安心安全なものを求めていらっしゃることですし、農家の方も無農薬でつくることは大変なことですから、そのことが分かるようにしています。

 

 

農薬を使うにしても農薬使用の回数を表示し、どれほど減農薬に努めたかがわかるようにしています。減農薬も素晴らしい取り組みですが、文字通り減らすのであれば最終的には無農薬で生命力あふれるお米を目指したいものです。

 

 

大切なことは、「農薬に頼らなくても生きられる作物」と「頼らなくてはならない作物」があって、その違いはなんなのかということです。自然の摂理をひも解く上で、大切な鍵になります。「天地に機あり」ということばの通り、自然のしくみにかなったお米を求めたいものですね。

 

 

少し面倒なようですが、お店の人や直売の場合は生産者の方に農薬の使用状況を直接確認してから買うようにしましょう。消費者のそうした声がお店や生産者の方々の良い刺激になることが多々あります。

 

ナチュラル・ハーモニー 田辺 寛雄

ナチュラル・ハーモニー
田辺 寛雄

次は虫たちからのメッセージ!ウンカという虫の事例をもとに、肥料と農薬の関係ついて、自然の摂理に迫ります。

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