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6メス化するオス 環境ホルモンと農薬

 

「健康でいたい」

そのためには「地球や環境にもやさしくしないと……」

そんなお話をさせていただきます。

 

 

「ホルモン」という物質をご存知でしょうか?

 

生命において重要な働きをする物質で、 いわゆる「男性ホルモン」や「女性ホルモン」もホルモンの仲間です。

 

 

いまだわかっていなことも多いようですが、

体内の内分泌腺から血液中などに放出される分泌物のことをホルモンと呼ぶそうです。体の内と外で起こったできごとに対応して、体内の遠く離れた細胞にも作用することができます。生理活性物質なんて呼ばれたりもします。

 

 

ホルモンが伝える情報は生体の機能を働かせ、恒常性といわれるホメオスタシスを維持するなど、生物の正常な状態を支え生命にとって都合よい状態にする重要な役割を果たしているそうです。

 

 

私たちにとって、とても大切な物質のようですね。 そんなホルモンに農薬も影響を与えているかもしれない、というのがここでお伝えしたいことです。農薬とホルモンにどのような関係があるのか見ていきましょう。

 

 

「環境ホルモン」という物質をご存知でしょうか?

微量の化学物質が生態にホルモンのように影響を及ぼし、貝や魚の生殖器に影響を与えメス化することが一時、社会問題化していました。

 

 

環境ホルモンとは、

一般には「環境中に意図せず存在する化学物質で、体内へ取り込まれる危険性のあるもの」のことをいうそうです。

 

 

「環境中に意図せずに存在?」思わず首をかしげてしまいますが、ようは日常において、私たちが知らず知らず体に取り込んでしまって、健康に影響を与えてしまう物質のことだそうです。

 

 

環境ホルモンは、本来のホルモンと同様、非常に低濃度でも生体に悪影響を及ぼす可能性があります。これまでの環境汚染は有害物質が高濃度に蓄積されて初めて問題になっていました。しかし環境ホルモンは、とても微量な低濃度でも作用するので、これまでの環境汚染基準では規制できないのではないかと危惧されていました。

 

 

環境ホルモンが内分泌をかく乱することから「内分泌かく乱物質」とも呼ばれています。つまりホルモンをかく乱して、生体に影響を与える物質ということになります。 特にヒトや動物の生殖機能は、男性(オス)も女性(メス)も、性ホルモンと呼ばれるステロイドホルモンの影響を非常に強く受けて、生殖機能の微妙な調節を行っています。そのため、体外のホルモン類似物質の影響を受けやすいといわれています。

 

 

デンマークやアメリカ、フランスのパリ、スコットランド・ロンドンと世界各国の男性の精子の数がここ数十年で減っているという報告が話題になっていました(※参考 国立保健医療科学院)。現状反論もあり結論は出ていないようです。精子減少の原因のひとつに環境ホルモンが挙げられています。

 

 

「環境ホルモンがとても微量でも作用してしまうということ」や「その影響の調査がまだまだ十分でないこと」が現代の化学物質にあふれた社会で生きていく私たちにとって、重要な課題になっています。

 

 

次に環境ホルモンと農薬である除草剤についてのお話です。これまで環境省でも河川や湖、海岸付近など、人間社会の近くに生息する貝類や魚類の調査を行っています。その結果、さまざまな経路で広がり内分泌かく乱物質の影響で、貝類や魚類の生殖機能や生殖器に異常が生じたという事実が報告されています。

 

 

環境ホルモンとなる物質のひとつにダイオキシンがあります。河川におけるダイオキシン汚染の主な原因は、なんと過去に使用されたCNPやPCPなどの除草剤とよばれる農薬がほとんどです。環境省が認定した環境ホルモンとして内分泌かく乱作用があると疑われる化学物質 65品目のうち42品目(約60%)が農薬由来であると報告されています。

 

 

農薬は必要あって開発され、日本人の経済発展や食糧増産に多大な寄与をしてきました。除草剤はお米つくりにおいても、雑草を枯らしてくれるとても便利な農薬です。しかし、その負の遺産もわれわれは引き受けていることを知っておく必要があります。

 

 

食材となる貝類や魚類に奇形を発生させてしまう農薬・除草剤のリスクはいまだ解明しきれていない部分が多々あります。また前述の化学物質65品目以外にも8万7000種ともいわれる化学物質が私たちの身の回りに存在しています。本来であれば環境ホルモンとして作用しないかどうか、一つ一つ確認すべきといわれたこともありました。

 

 

私たちの生活を豊かにするために、開発されてきたさまざまな化学物質が、私たちの身体を害しています。そのことに多くの人が気づいています。これは「人体や自然界の摂理」と「私たちの進化」との間にずれが生じていることの表れです。だとすれば、修正をするためにどうすればいいのかを模索し、実践することが大切ですね。「未来の子孫が喜ぶ選択」をするためにも新たな気づきと進化の望まれる時代なのだと思います。

 

 

いずれにしても生活においては、なるべく化学物質を体に取り込まないこと、身の回りに置かないことがお米の見分け方以前に、大切といえるでしょう。そして、お米を選ぶにしても味だけでなく、どんな栽培で育ったのか、お米の育つプロセスや与える影響を知って選ぶ方が地球にもやさしい選択ができそうです。

 

 

関連サイト

○環境省:化学物質の内分泌かく乱作用について
○財団法人日本学校保健会:内分泌かく乱物質問題情報提供
神奈川県環境科学センター
○東京都環境局:内分泌攪乱化学物質(いわゆる環境ホルモン)対策

 

ナチュラル・ハーモニー 田辺 寛雄

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田辺 寛雄

次は除草剤のメリット・デメリットをお伝えします。除草剤を使わない農業を守り育てていくことの大切さをお伝えできればと思います。

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