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ナチュラル・オーガニック・ライフのススメ 出産・子育て編 ナチュラル・ハーモニー代表 河名 秀郎の「自然栽培に学ぶ 子育て術!」 こんにちは! ナチュラル・ハーモニー代表の河名秀郎です。 これから私たち夫婦の「出産から現在までの子育て」について述べてみたいと思います。 私たちは肥料を使わない「自然栽培の野菜」をメインにした活動をしています。自然栽培のメカニズムとは「大自然を師としてそれを農業に応用する」、ズバリこのことになるのです。 よくお客さんから「子育ても自然栽培流なの?」と聞かれることも少なくありません。答えは、もちろん「イエス」。このメカニズムは野菜に限られたものではなく、暮らしのあらゆる場面に応用できると考えています。実際に私自身、食生活はもちろんのこと、出産・育児も含めた生活のさまざまな場面で実践してきたのですね。 私の人生哲学 「自然栽培」と出会ってから、かれこれ30年近くになります。はじめの出会いはまだ10代、多感な時期でしたから、ものすごい衝撃を受けました。 それから生活のあらゆる場面に応用してきましたが、はじめは戸惑いや悩みも少なくありませんでした。本当に正しいのかな、大変なことになったら・・・、そんな具合です。しかし根が積極的なものですから、悩む前に徹底して「試してみよう!」と思い直し、実践を続けてきました。 大変だったのは、今までの常識を一度白紙に戻すという作業です。食べものにしても、以前は体に良いもの、栄養がたくさんだからというモノサシで図っていました。ビタミンC がたくさん含まれているから食べよう!、そんな具合です。「食べたい・食べたくない」に関わらず、"○○を食べなくっちゃ"というように・・・。 要するに「栄養学」というフィルターを通し、頭でものを食べていたのですね。でも自然栽培に照らしてみると、「動植物と同じで人間も自分の体に必要なものは、自分の体内で作り出すことが出来るはずだ」、そして「その能力を高めることが本来の健全な体を作る近道なんだ」、こういうことになります。ですから私は「栄養学の概念を捨てなければ」、そう自分に言い聞かせていたものです。 私自身は具合が悪くなっても、それを単純に病気のせいにはしません。これも自然栽培から学んだことですが、野菜も人間も同じ「生命あるもの」として考える。だからなぜ野菜が病気になるか、その原因をトコトン突き詰めてみる。するとそこにはすべて意味があることに気づいたのです。 自然栽培の野菜が病気になるのは、土に肥毒(過去に蓄積した肥料の毒)が残っていることが最大の原因です。蓄積した毒素を取り除く、正常な土の状態に戻す、そのための手段が虫や病気であるのです。つまり虫や病気を利用して、健康な土の状態を取り戻そうとしているわけなのです。 このことは人間の病気も同じです。症状とは体を元の状態に戻すために起きている現象であって、"眼の仇"にするものではない。だから薬で固めてしまうことは正常化への道を絶ってしまうことに他ならないのです。 つまり病気とは「自然治癒力」のあらわれであると理解しています。医者に行ったり、薬を飲んだりの対処療法は"ご法度"。はじめはそれなりの覚悟と信念がいりましたが、試してみなければはじまらない。そういういう訳で、私の自然栽培風ライフスタイルの挑戦が始まったのでした。 このことを前段にして、 本論、「出産・子育て 編」に入っていきたいと思います。 第一子誕生に向けて・・・ 東京で自然栽培の野菜の引き売りを始めたのは26歳の時でした。長い間、商売にならず、ほぼ無給の状況が続きました。こんな調子では将来、結婚とか幸せな家庭とは無縁だろうなー。そんな日々を送るうちに、気がつけば30歳を過ぎていました。金銭的にはどん底でしたので、とにかくお金は使わない(使えない?)。売れ残った野菜をただひたすら食べ、かろうじて仕事が継続させているような状況でした。 人生の伴侶を得て そして32歳の時、一生の伴侶となる女性と出逢いました。結婚は半ば諦めていたので、自分自身驚きでした。お金も地位もない自分に嫁ごうとする人がいる。そんな話、テレビのドラマだけの世界かと思っていました。さらに驚いたことに持っていたすべての薬やサプリメントを捨て、私のいう「ナチュラル・ライフスタイル」で一緒に生きていきたいと言ってくれたのです。 独り身なら、もし考えが間違っていても自分の責任でカタがつきます。でも結婚したらそれでは済まな くなる。そしてさらに子供が授かったら・・・。様々な思いが頭をめぐりましたが、彼女は意思で私と人生を共にする約束をしてくれたのです。 それまでの彼女は体型を気にするあまり、ダイエットには熱心で、便秘になれば「さあ、大変」と便秘薬、太りたくないからとたいした食事も摂らない暮らし振り。サプリメントは決して肌身から放さない、そんな生活を送っていたそうです。そのためか、いつも調子が今ひとつで、このモヤモヤから「抜け出たい」という思いは常に抱いていたと言います。でも具体的にどうすればよいのか分からない。そんな折、私と出逢い、それが自分を変えるチャンスであるとも思ったよう です。 付き合い始めてから彼女の食生活はガラリと変わり、同時に頭の構造も変わっていきました。今までのモヤモヤ感は消え、代わりに今までにない爽快感を感じるようになったと言います。気にしていた体型も、しっかりとした食事を摂ることで、かえって思っていた体型を自然に維持できることに気づいたようです。 結婚してからは授かる子供たちのためにも食事には気をつけました。二人の意思は、薬を含めて化学物質を極力からだに入れない。そうすれば健全な育児が出来ると確信していたからです。 出産を前にした日々 結婚して1年後に、妊娠しました。私たちの子供があと10ヶ月あまりでこの世にデビューするのかー。実感こそ湧きませんでしたが、五体満足で元気な子で生まれて欲しい。層願い続けました。誰もがきっと願うことでしょう。 しかし気がかりなこともありました。それは彼女の結婚前のライフスタイルです(もちろん、私の若かりし頃のライフスタイルも・・・ですが)。私たちの今までの生き方、その総決算が子供に反映するかもしれないからです。その恐ろしさを知らなかったとはいえ、さまざまな化学物質やいろいろな薬を体内に入れてきたのも事実なのですから。 自然栽培の原理を知らなかったらこんな不安もなかったでしょうが、幸か不幸か、いや幸運にも知ることができたのです。これから出来る限りのことをお互いにしていこう。来るべき、第一子誕生の日に向けて真剣に生活して行こうと心を新たにしたものです。 お腹も大きくなり、生まれてくる子供をどうやって育てていこうか?ふたりの会話は育児の話題が占めるようになりました。まずは"より自然な出産を!"、このことに固まって忌いきました。医師の都合で「陣痛促進剤」を打つような出産は自然ではない。その子の人生のはじまりから薬に頼るようなことはやめよう。そこで昔ながらのお産婆さんを探すことにしたのです。そして一切の薬剤を使わず、自然出産をさせてくれる助産院にお世話になることにしました。 その助産院は、食材を持ち込めばそれで食事を作ってくれる、まさに私たちにはうってつけ。産後も1週間ほど安静に居させてもらえることも大きな安心要因だったのです。 出産と排毒 今は効率が優先しているのでしょうが、欧米式とやらで出産するとすぐ退院させられるところが多いようです。「日本人は欧米人とは体質が異なる農耕民族。だからお産の後はすぐに動いてはいけない」という話を聞いたことがあります。また動いてしまうと産後、時間をかけて体から排出するはずの化学物質などの毒素が出きらずに残ってしまうと言うのです。 医学的に証明されているかどうかは分かりませんが、私には自然と腹に落ちました。お産はお母さんがその後しっかりと子育てができるように毒素を排泄する重要なシーンだと考えます。もちろんその毒素は子供に引き継がれていきます。 私の知人で6人のお子さんを育てている元気なお母さんがいるのですが、今は2人の育児に追われている妻は「そのお母さんが神様のように見える」と育児の大変さを表現しますが、そのお母さんいわく、「産む度に元気になれるから、実はそんなに大変ではないのよ」と話してくれました。 実際、そのお母さんも「産後のひだち」にはとても気をつかったそうです。そういえば、昔のお母さんも何人もの子供を産んで、しっかり子育てしてきたわけですから。 育児奮闘! さまざまな失敗・・・ 私は、家に帰れば、小学5年の男の子と小学4年の女の子、二児の父親です。私の自然栽培流・子育てを書き綴る上で、正直言ってどうやって育ててきたか、あんまり覚えていないんです。実際、記憶を呼び戻すのに女房にあれやこれやと聞く始末。その時々は一所懸命にやってきたつもりなのですが、忘れてしまっているんですね。 いろいろ話しているうちに、「そう言えばそんなこともあったなー」、とか「そんなこともやってたかー」と、今振り返ると子供たちはいい実験台になっていたようで、何か申し訳なかったなーなんて思ったりしています。 今でこそ、方向性は定まったものの、10年前は、まだまだその域に達することは到底出来ませんでした。女房が妊娠していた時のことでしたが、そのころ我が家は彼女の為にとアルカリイオン浄水機をせっせと使わせていました。その時は、これが一番だと思っていたのですね。この間違いに気づいたのは、長男が生まれた直後でした。 アルカリイオン水の不自然 アルカリイオン水など、自然界に存在しないし、かえって胃の酸を中和してしまい、胃を弱めてしまう。胃は強い酸性ですので、そこに常時アルカリイオン水を送りこんでしまえば結果はおのずと分かるはずです。 「何で、こんなことに気づかなかったのだろう。自分の感覚の鈍さにほとほとがっかりしたことを憶えています。すぐ、その機械は捨ててしまいましたが、女房からすると「20数万もしたのに、ちゃんと考えてから物を買ってよ。」と責められたりもしました。無理もありませんよね。知ってしまったら最後、次に向かいたいのが私の性分なので仕方ありません。 今、我が家の浄水器は、5台目です。いろいろ試した結果、今は水道管元付けの浄水器に落ち着きました。たぶん、もう代えることはないでしょう。このような失敗談は、ひとつやふたつではありません。失敗だらけの育児だったと思います。でも、ひとつずつ、失敗は素直に反省し、次に活かせてきたと思っています。 産後の肥立ち さて、実際に長男が五体満足、元気に誕生して、ひと安心。生まれた際の産湯は、石鹸を使わないようにお願いしました。生まれてすぐの赤ちゃんの体には、たとえ自然派の石鹸であってもかなりハードだと考えたからです。 聞くところによると、産湯にもいれず、そのままがいいという人の話も聞きましたが、やはり「出産は排毒でもある」という考えに則り、私たちはちょっと塩をいれたお湯で軽く洗ってもらうことにしました。そのあとすぐに彼女のもとに連れて行き、母子の正式なご対面。あとは、ちゃんとおっぱいが出るかどうかです。 そしてもうひとつ気がかりだったのが、彼女の産後のひだちでした。前号でも触れましたが、この時期をいかに乗り切るか、彼女の一生に関わってくることなのでことのほか慎重になりました。幸い、産後もしばらくお産婆さんのもとでゆっくりしていられたので、安心していたのですが、物理的にその境遇を作れても、彼女自身がじっとしていられるかは別問題。 最近になって、良く目の奥が痛いと言うので、顧問ドクターの三好基晴先生に聞いてみたところ、「産後に目を使ったんじゃないかなー」「その時は出ないんだけど、あとあとその後遺症で悩んでいる人は結構いますよ」との答え。あとで彼女に聞いてみると、あまりにやることがなくて子供の姓名判断の本を読みあさっていたとの事。あれだけ言ったのに・・・。 三好先生は、産後2〜3週間は、まだまだ体内の有害なもの(毒血)が出血というかたちで出ていく期間であり、その時期に頭や目を使いすぎるなど、過度に動かしてしまった部位に、その毒血が止まってしまうこともあるとおっしゃいます。だからこそ、この時期は排毒期間として静かにしているべきなんだと思います。 豆乳を母乳代わりに・・・ そして、肝腎のおっぱいですが、思ったより出が悪く、一生懸命乳もみをしても必要量の半分くらいしか賄えないことがわかりました。子供にとって母乳は生きていく上での必須アイテムです。そして、母子の絆を作る大切な儀式でもあります。自分とするとやはりショックでした。 問題は、その足りない分を何で補うかでした。市販のミルクは薬づけですからまず却下。低温殺菌牛乳にしようか、玄米粉にしようか、いろいろ考えた末、豆乳で補うことにしました。その豆乳は缶入りのものでした。その時は、その缶の内部に環境ホルモン系のものがコーティングされていることを知らずに・・・。抵抗力の弱い赤ちゃんのことですから、こうしたことへの配慮は大切ですね。 これが原因だったかどうかはわかりませんが、その後長男は、顔を中心にアトピー性皮膚炎(医師に診せてはいないので、はっきりしたことは言えませんが)になり、じゅくじゅく、どろどろになってしまいました。痒くてかきむしって泣いているわが子を見て、何とか和らげてあげたい、そう思うのは当然です。その時、その症状を敵と見るか、ありがたいものと見るか、ここが大きな分かれ道だと思います。 自然栽培では、病気も害虫も土を正常化するための役割であると言います。病虫害の被害はその土の良し悪しを判断する最も分かりやすい材料なのです。敵と思えば、何も考えずに農薬を撒くでしょう。そしてその農薬で、さらに病虫害を呼び込んでしまう。 私の自然栽培流・子育ては、ここでその症状を良しとすることです。何も知らなければ、一般の農家さんのように薬に手を出したでしょう。しかし私は、長男の生命力を信じ、自分の汚れを自分の力で出す手伝いに徹しようと心を決めたのでした。祖父や祖母は、大変心配していましたが、「お前の子だから口は出さないよ」と静観してくれたこともありがたかったですね。"外野の声"って意外ときついですから。 長男の排毒は、3ヶ月ほどで終わり、顔の皮膚も驚くばかりの回復力で、人間の自然治癒力をこれほど体感したことはありませんでした。ただ、ひとつ気がかりなのは、乾燥してくると手の指がカサカサになって固まり、指を曲げると関節のあたりが切れて痛がることです。これも排毒なんですが、あのアトピー騒ぎの3ヶ月で出し切れなかったものがあるんじゃないかと思ったりもします。 そう言えば、薬剤などは使用しなかったのですが、当時流行っていた自然派化粧水を皮膚に塗りこんでいたこともあったので、余計なことをしたなーと後悔しています。心のどこかで、何かに委ねたい気持ちがあったのだと思います。やはり、自然に身を任せることが、一番なんですね。 「離乳食」にまつわる、子供と食の関係は? 先日、環境臨床医の三好基晴先生との話の中で、面白い話を聞きました。アトピーになる子は、自分で元に戻ろうとする力の強い表れ、だからその力を弱めることはしない方が良い。皮膚に出た子が「アトピー」で肺に出た子が「喘息」。だから単に恐れずに良いこととして積極的にとらえた方が良 いと現在の"薬漬けの風潮"に釘をさしています。 先生は症状にフタをしてしまったり、何らかの症状としてたとえ発症しなくても生活環境に気を配らなければ、精神が不安定になったり、切れやすい子になってしまうケースもあるようだと危惧されています。最近の子供たちには少なからずそういう可能性が拭いきれません。先生は、いま問題を起こしている子供たちは「脳アトピー(仮称)」なんだと話されます。 私が子供の頃にも問題児はいることはいましたが、少なくとも小学校で「学級崩壊」なんて言葉はあり得ませんでした。ものには限度がある、このことを知っていたのだと思います。 ちまたでは、甘やかし過ぎとか親が働いていて接点が少ないとか、その子の性格とか食の問題とかいろいろ理由があげられますけど、根本は「出すべき毒素を出しきれたか」というところに行き着くのではないかと思うのです。お母さんから委譲した毒素、そして生まれた後に入れられてしまった毒素をその子が一生懸命出そうとして頑張っていることを理解しているかどうかだと思うのです。 頭で与えるのではなく 全章で豆乳を飲ませた話をしましたが、コーティング剤のことは別にしても、正直言ってこの子には強すぎるなーと感じていました。飲ませると水鉄砲のように吐いたりしていましたから。何はともあれ、やはりおっぱいに勝るものはないでしょう。粉ミルクなどはあまりにも計算され過ぎているよう に思うのです。"栄養の塊"を幼児に与えるのが本当に良いのかどうか、かなりの疑問が残ります。必要なことは"頭(分析・栄養など)で与える"のではなく、自然のなすがままの産物を与える方が理に適っていると思うのです。 また母乳は危険だから飲ませないというお母さんがいる旨の話を聞いたことがあります。普段から気を使って安全なおっぱいが出るようにすべきですよね。これは余談ですが、妻が乳の出が悪い時、ある人から忠告を受けました。「乳が出ないのは、お父ちゃんの愛情が足りないからだ」「乳(チチ) 父(チチ)の場所なんだぞ」ってね。「だからお父ちゃんはおっぱいが好きなんだよ・・・(笑い)。」 この話がホントかどうかは定かではありませんが、とかく子供に目が向いてしまいがちです。母親の負担をなるべく少なくすることも大切なファクターのような気がします。 歯が生えてくることの意味 そして、いよいよ我が第一子の「離乳食」。一般では生後6ヶ月目くらいから歯がある/ないに関わらず与えているという話を聞きました。そう言えば「母子手帳」にも6ヶ月チェック欄に離乳食を良く食べる、食べないの項目がありましたね。私の考えでは、離乳食は歯がそこそこ生えてきたらでも遅くはないと思うのです。歯がない時期は、自分自身の力では栄養を摂取できないからお母さんのおっぱいを吸う。 でも歯が出てきたら自分の歯で咀嚼し、栄養を摂取できるようになった証。いわゆる乳から離れるタイミングはこのあたりだと思うのです。だから離乳食を与えていく時期は、その子によって違って当たり前だと思います。私の家では、ジャガイモやニンジン、たまねぎを与えていました。たまに菜っ葉といったところでしたが、もちろんすべて自然栽培のものを食べさせるようにしました。 青い葉っぱ野菜を与える時は、「ブルーベイビー症候群」の例もあるので要注意です。この病気は、緑の濃い菜っ葉などに含まれている硝酸性窒素が体内の中で亜硝酸性窒素となって酸欠を引き起こし赤ちゃんが青くなって死んでしまうという恐ろしい病気です。 大の大人であっても、この硝酸性窒素は、肉や魚、大豆など動・植物性タンパク質に含まれるアミンと反応して強い発ガン性を持つニトロソアミンによって糖尿病や腎臓病や胃癌を引き起こすとも言われている曲者なのです。 この硝酸性窒素は化学、有機を問わず基本的に野菜に施された肥料が原因だと言われています。特に気をつけなければいけない野菜は、緑の濃いほうれん草や小松菜。野菜以外ではその肥料が浸透した地下水を汲み上げた井戸水などです。煮沸井戸水で粉ミルクを飲ませたことが原因で発症した例もあるのです。硝酸性窒素は揮発性が無いため、煮沸でもしようものなら、さらに毒性が増してしまうというから厄介です。 どうしても淡い色の菜っ葉が手に入らない場合は、湯がくことで硝酸性窒素は50〜60パーセントくらいは流出すると言いますから、生では食べない方が賢明でしょう。大人も気をつけなければいけないのですが、赤ちゃんは小さい分その影響はダイレクトに受けてしまうのでより気をつけてあげてほしいです。 また胎児の段階でもこの硝酸性窒素が原因で次々と4回も流産してしまったというケースも報告されています。何とも恐ろしい世になったことか・・・。 もはや「野菜は体にいい」という過去のイメージは改めなくてはならない時代です。生産サイドも、農薬はもちろんですが、肥料も出来る限り減らす努力をしなければいけません。安心して赤ちゃんに食べさせることが出来るように・・・。 予防接種ってほんとに必要? 自然流子育てを語るとき、忘れてならないのが「予防接種」の問題です。 予防接種の是非については様々な意見があると思います。今回は、私の考えるところの予防接種についてお話ししようと思います。 予防接種は、現在ポリオ、BCG,はしか、風疹、おたふく風邪、水疱瘡、インフルエンザ、三種混合など、生まれて3〜4ヶ月目くらいから中学生になるまで10回以上の注射を打ちます。自分も小学生のころ、学校で自分の順番が来るのをドキドキしながら待っていた記憶があります。自分としても高校生くらいまでは予防接種は打つことが当たり前のことで、とりたてて問題意識はありませんでした。 しかし、自然栽培の原理や自然界の摂理を知っていく過程で、眠らされていた本能というか、生きる術というか、今まで当たり前と思ってきたことが間違っていることが多いことに気づかされてきました。予防接種についても「人間にとって本当に必要なものなのか?」と考えるようになったのです。 予防するということはどういうことなのか? 薬剤の必要がない世界へ 一般では野菜を育てていく上で、生産者は病気を防ぐために沢山の農薬を使用します。初期の段階では予防という意味で少量だった農薬散布量が年を追うごとに増えていきます。言い換えれば、薬が病気を作っているということ。はじめはちょっと大変でも、薬剤に頼らずにその原因を除去できれば将来的に薬剤の必要のない世界を築くことができるのではないか?この発想が自然栽培のはじまりだったと言います。 自然栽培では、病気が出たらその根本原因を探り、単に薬剤で対処するのではなく、その原因を取り除くことが基本です。要は、病気そのものを「悪」として切り捨てるのではなく「浄化」として前向きにとらえるのです。そして一連の浄化を言えた後は、病気とは無縁の存在になるという仕組みです。 この考え方がそのまま人間にあてはまるかは断定できませんが、少なくとも私は自分の人生を「自然栽培流」で実践してみようと二十歳そこそこから、薬剤に頼らない生き方を試しています。もちろん二人のわが子にも協力してもらっています。有無をも言わせずですが・・・。今のところ家族4人医者いらずの無投薬で特に寝込むことなく、元気に生活しています。 予防している病気の中で、疑問が残る代表として「はしか」があげられます。はしかは、子供がお母さんから出産時にひきついだ毒素を排泄するためにある、と聞いたことがあります。それを強引に止めてよいんでしょうか。私は、あえてはしかになって保有毒素を体外に出させ、更にその子の力によって免疫力を高めさせてあげることのほうが将来的にその子の為になるのではないかと考えています。 「買ってはいけない」の三好基晴ドクターも、「予防接種で一時的に病気を抑えても、一生絶対にかからないという保証はない。はしかでも風疹でもインフルエンザでも、自然にかかって自己良能力で治ってこそ自然治癒力が高まる。」と述べています。 また、あまり知られていませんが「予防接種の水銀と自閉症」の問題はご存知ですか? 水銀と自閉症 以前、予防接種のワクチンが病原菌に汚染され、死者が出ることがありました。そこで、有機水銀の防腐剤を使うようになったのです。現在、人体の水銀汚染が自閉症の要因ではないかと問題になっているようです。 自閉症児のつめの成分検査で、98%の子供が水銀濃度が高く、水銀が自閉症に関与しているのではないかと言われているのです。その背景に、予防接種のワクチンに含まれる、防腐剤の有機水銀である「チメロサール」が問題になっているというわけです。ただし、全ての予防接種のワクチンに有機水銀が使われている訳ではなく、使われているのは、3種混合、日本脳炎(現在は希望者のみ接種)、インフルエンザ、B型肝炎などです。使われていないものに、ポリオ、BCG,はしか、風疹、おたふく風邪、水疱瘡などがあります。とは言っても、違う防腐剤や添加物は使っていますけどね。 予防接種を受けるか受けないかの判断は各家庭の判断になりますが、メリットとデメリットの正確な情報を得て判断して欲しいと思います。今の風潮は、メリットの情報ばかりが強調され、デメリットの情報が隠されているケースが多いと思います。厚生労働省は1996年から98年に予防接種の三種混合ワクチン(ジフテリア、百日咳、破傷風)と日本脳炎のワクチンの副作用による死亡例が4件あったことを5月26日に発表しました。死亡とまでいかずとも予防接種をうった直後、アトピー性皮膚炎になってしまった子や、下半身不随になってしまった子などもいるという事実にも目を向ける必要はあると思います。 自然が何かを知れば不自然が見えてくる はじめから、薬に頼らせると弱い子になってしまう、これが私の持論です。我が家では、女房としっかりと論議し、一切の薬剤投与をしないように決めました。その為にも、入れてしまった不純物を速やかに体外に排出させること。そして新たに不純物を体内に入れないようにすること(本当の食べ物を食べさせること)に努めています。 かつて長男は、B型溶連菌にかかり、体中の皮膚がヘビのうろこのようになりヒヤッとしたこともありました。通常ですと抗生物質で治療ということでしょうが、私たちは溶連菌が長男に内在していた毒素を表にだしてくれている作用と解釈し、様子を見守っておりました。最初は不安げだった女房も、子供が自分の力で治っていく姿を見て、心をあらたにしたようでした。 皆さんも今までの常識にとらわれることなく、病気をただ単に「悪」と決めつけない大きな視点で物事を判断してみてはいかがでしょうか。子供と野菜を比較してはかわいそうかもしれませんが、はじめが肝心だと思います。ちょっとのことで容易に薬剤を投与したことが、次なる病気を呼んでいたとすれば・・・。 良かれと思ってしたことがアダとならないよう願っています。 そのために必要なものは知識です。私の失敗と同じで、子育てには愛情だけでは足りません。世の中で言 われている常識を鵜呑みにしないことが大切だと思います。そのための判断基準は「自然」です。自然とは何かを知れば、おのずから不自然なものが見えてくるのです。 完 TOP 次へ
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