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第7章臨床環境医 三好基晴先生のコラム2

子どもと化学物質

農薬、食品添加物、揮発性有機化合物、合成洗剤、医薬品などの身の回りの衣食住の生活環境内にある人工的に合成された化学物質は大人であっても子どもであっても有害です。しかし、及ぼす悪影響のダメージは大人より子どもの方が多いということは医学的にもわかっています。子どもは育ち盛りの成長期なので化学物質によるダメージを受けやすいのです。

 

 

大人と子どもの化学物質による悪影響の違いを家で例えてみましょう。大人は完成された家で子どもは建築中の家とします。台風のような暴風雨がきたとします。完成された家であれば雨風が強くても家は傷みません。ただし、暴風雨が長く続けば家は傷み、やがて壊れてしまいます。

 

 

建築中の家に暴風雨がくれば、まだ窓や壁が充分にできていない状態ですから、柱や床はすぐに水びたしになり傷んでしまいます。家であれば治すことはできますが、人間の身体はそう簡単には治せません。人間の場合、化学物質によるダメージによってすぐに病気になるというより、細胞の遺伝子のDNAが傷つき将来がんなどのいろんな病気の要因になるのです。

 

 

子どもよりさらに化学物質によるダメージが大きいのは胎児です。胎児は家に例えれば、土台のようなものです。家の土台がしっかり正常にできていなければ、どんなに立派な家を建てようとしてもぐらついてしまいます。

 

 

また、子どもは大人より床に近い空気を吸っています。空気中の有害な化学物質は空気より重い物質が多いので、空気中の化学物質の濃度は床に近いほど高くなる傾向にあります。

 

 

このように子どもや胎児は化学物質のダメージを大人より強く受けることがわかっているにもかかわらず、行政の農薬などの基準は大人を対象にした数字です。

 

 

薬の場合、処方量を決める治験は大人を対象に行います。当然ですが人道上子どもを使っての治験は行いません。にもかかわらず、子どもの薬の処方量は単純に大人と子どもの体重だけを比較して決めているのです。それで決められた量では適切か適切でないかはよくわかっていないのです。大人であっても子どもであっても薬は飲まない方がよいのです。

 

 

子どもを車の中に長時間放置し、親が買い物に行ったりパチンコをしている間に子供が死亡するという痛ましい事件が少なくありません。その原因は高温の車内に長時間放置されたことにより、熱中症や脱水症状によって死亡したということになっています。最高気温が30度でも、車内温度は50度以上になるからです。

 


熱中症や脱水症状が原因である可能性は高いのですが、もう1つ考えられる原因があります。それは車の内装材のプラスチックや接着剤から揮発する有害化学物質です。シックハウスが問題になっていますが、より深刻なのがシックカーです。

 

 

車内の化学物質の濃度は住宅内より何倍も高いのです。車内の気温が50度以上となると内装材のプラスチックや接着剤から神経毒性の化学物質が揮発し、車内の空気の化学物質は高濃度になっている可能性があります。

 

化学物質の神経毒性より中枢神経や自律神経が麻痺し、死亡することも考えられます。また、神経毒性により自律神経が麻痺すると体温調節が正常に働かず、熱中症や脱水症状を起こし死亡することも考えられます。

 


すなわち、子どもは大人より化学物質による影響を受け安いので、化学物質が直接的または間接的な原因で死亡することも考えられるのです。もし、車内が高温でも化学物質がほとんど揮発しなければ熱中症や脱水症状にはなったでしょうが、死亡するまでには至らなかったかもしれません。

 

 

また、車の事故は新車ほど多いようです。車メーカーは環境にやさしい、という車をアピールしていますが、肝心な車内環境における化学物質による人への影響については無関心のようです。子どもの化学物質に対する弱さのことなど考えていないようです。自然住宅も必要ですが自然車も必要です。

 

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