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自然栽培全国普及会

 

スタッフ紹介
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ナチュラル・ハーモニー代表 河名秀郎

ナチュラル・ハーモニー代表
河名 秀郎

肥料・農薬を使わないことだけが自然栽培ではありません。本来の自然栽培についてお伝えします。

3自然栽培を疑おう! なぜ、自然栽培なのか なにが自然なのか

自然栽培を疑おう! なぜ、自然栽培なのか なにが自然なのか感性を磨き、ちまたに溢れ始めたさまざまな自称自然栽培を見抜く目を!

 

自然栽培もさまざま

有機栽培における畑を変えるという問題。こうしたことは、有機栽培だけの問題ではありません。 私たちナチュラル・ハーモニーは 25 年前から自然栽培の普及に邁進してきました。自然栽培の認知 は徐々にではありますが、進んできていると思います。まさにそれは、これまで自然栽培に先駆的に 取り組んでこられた農家の方々の、それこそ血のにじむような努力の成果であると感じています。

 

 

そんな中、自然栽培や自然農法といえど、法律的な定義がないために、さまざまな自然栽培や自然農法が存在しています。

 

 

それこそ、中には家畜糞尿の肥料を使う自然農法もあります。微生物資材、微生物農薬、漢方薬や自然素材を使った農薬を使っているものもあります。植物性の産業廃棄物。米ぬかやおからを土に入れるものもあります。その産業廃棄物となる素材の生産・製造過程で、どんな農薬や化学物質が使われていたかはわからないことがほとんどです。そして肥料を前年まで田畑に与えておいて、何年かだけ無肥料にして自然栽培だと名乗るものもある可能性があります。そして、年月が経ってできなくなってきたら、また畑を変えて肥料を入れるのです。

 

 

大豆や緑肥を与えて、なんとか肥料を与えない分、チッソを補おうとしているものもあります。植物にも栄養分の高いものもある。または、毒性の強いものもある。その植物が本当にその田畑の自然に適しているかどうか、肥料成分がないか、毒性がないかということが問われるべきなのです。

 

 

自然栽培は過去の清算なしにはなりたたない!

また、肥料・農薬をやらないだけで、土に人間が施してきた過去を清算しようとしない農業もあります。これらすべてが同じ自然栽培、自然農法の中でくくられています。中には人はなるべく関わらない方がいい。自然のまま放任するのがいい。だから耕さない方がいい。機械は使わない方がいい。そんな自然農法もあります。それは、理想かもしれませんが、過去の清算、つまり土にこれまでにしてきた人の罪を、土から取り除く。具体的には農薬や肥料を土から取り除き、浄化しないかぎり、なかなか農業経営としては、成り立っていないのが現状です。

 

 

つまり、これまで土に対して使った肥料や農薬をきれいにしていくというプロセスを、本来の自然栽培では大事にしています。汚すだけ汚しておいて、これからは気をつけるから許してくださいでは、自然界は許してくれない。そのことを私たちも、身に染みて教えられているところなのです。

 


土の過去を清算しないで、肥料・農薬をやらないというのは、人に置き換えれば、今までの食生活で身体を悪くして、その身体の毒素の解決を考えないで、今日から健康にいい生活をしているから、もういいのだというようなものです。人間には腎臓や肝臓の解毒の作用があります。大腸や小腸を通して体外へ排出することもできます。

 

 

これに対して土穣は地下水に流すか、雨・風・熱で焼いたり、流したりするか、植物によって吐き出すしか方法がありません。今の土は随分と汚れています。まさに人でいえば、腎不全や肝機能障害といったところです。この過去の清算をしなければ、弱りきった身体を回復することができないのです。土において過去の清算とは、これまでに使ってきた肥料や農薬を浄化していくことを意味します。

 


人が機械を使ったり植物の力を借りたりして積極的に行う必要があるのです。

本来の自然栽培の目指すところは、土の過去の清算をすることです。つまり過去に使われてきた肥料や農薬を取り除いていくことで、大自然に本来備わる土の偉力、大自然の力を発揮しようとするものです。土の過去、つまりこれまでに使った肥料や農薬などの、残留物を総して「肥毒」と呼びます。

 


「肥毒」を取り除くことに自然栽培農家は意識を向けていく必要があります。そして大自然の潜在能力を受け止められる理想とする土を作る必要があります。それが「あたたかく、やわらかく、水もち水はけのいい土」です。

田んぼならば、いかに水で「肥毒」を流すか、いかに、土を起こしながら肥毒を抜くのかといった ことを農家は考えるのです。

 

 

農薬を使わなければ自然淘汰されてしまう米や野菜

また微生物農薬にしろ、漢方や自然素材を使った農薬にしろ、これらは作物に起こった病気や虫を、対処して殺すという発想です。これに対して、ナチュラル・ハーモニーが多くの自然栽培農家とともに研鑽する自然栽培では、病気や虫は土の過去を清算するために、過去に使われた肥料や農薬を、植物の体を通して、虫や病気によって浄化してくれていると捉えます。だから、対処療法で作物を維持することはしないのです。

 

 

微生物農薬にしろ、漢方薬にしろ、化学農薬にしろ、自然素材を使った農薬にしろ、農薬を使わなければ米や野菜が育たないということは、いわば、農薬がなければ、自然界に淘汰されてしまう植物であることを意味しています。その植物が、本来人間の食べるべき食べ物ではないことを虫や病気が教えてくれているといえるのです。もしかしたらスーパーに並ぶ農薬を使ったお米にしろ、有機栽培という名前で販売していたお米にしろ、ちまたに登場しつつある、さまざまな自然栽培のお米にしろ、残念ながら無理やりに形を維持した農産物なのかもしれません。