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自然栽培全国普及会

 

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ナチュラル・ハーモニー代表 河名秀郎

ナチュラル・ハーモニー代表
河名 秀郎

自然栽培の唯一の先生は、大自然そのものです。ナチュラル・ハーモニーの自然栽培基準をお伝えします。

5ナチュラル・ハーモニーの自然栽培の定義

ナチュラル・ハーモニーの自然栽培の定義

ナチュラル・ハーモニーそして、ハーモニック・トラストがあなたとともに取り組みを支える自然栽培は、一切の肥料・農薬を使用しません。「自然栽培」の定義は自然界を教師にして、自然から学び、自然を尊びながら自然に添っていく。そして大自然の法則を田畑に応用するという農法です。

 


ナチュラル・ハーモニーで取り扱う自然栽培は、先駆的自然栽培農家とともに、研鑽のすえ策定した、「自然栽培基準」に沿って栽培する農産物です。農家は膨大な年月を費やして、土づくり、タネづくりを行います。いわば“土からもタネからも逃げない“、そして、肥料や農薬に頼ることなく大自然の潜在能力を田畑に発揮することを以って「自然栽培」と呼んでいるのです。

 

 

目的は、本当に農家に自然栽培で経営を成り立たせてもらうために、必要なことを基準にしています。本来の自然に添っていくための基準なのです。前述のように、肥料や農薬を入れなければそれでいいということではなく、先駆者の失敗に学び、自然栽培に取り組み、人が損をしないための基準です。自然に向かいながらの失敗は、なにが自然かを教えてくれます。その失敗を繰り返すことなく、自然に近づき、田畑の潜在能力を引き出すための基準なのです。

 

 

そしてそれは、本当により安全で自然な食べものを求める消費者、暮らし手のプロであるみなさんが惑わされないようにするためのものでもあります。より自然に向かい、肥料や農薬に頼らず、田畑の潜在能力が引き出されて命を結ぶ植物は、私たち食べる人間にとっても、自然な食べ物なのだと確信しているからです。大自然の潜在能力を発揮しようとして、シンプルに自然に向き合う自然栽培という名の農業は、自然に即している以上、自然の中に生きる私たちすべてにとって、自分自身にあったものになるのだと思うのです。

 

 

本来の自然栽培を目指した取り組み。そして土の過去を清算することで、つまり過去に使われてきた肥料や農薬を取り除いていくことで、大自然に本来備わる土の偉力、大自然の力を発揮しようとするものです。つまり「肥毒」を取り除くことに自然栽培農家は意識を向けていく必要があります。そして大自然の潜在能力を受け止められる理想とする土を作る必要があります。それが「あたたかく、やわらかく、水もち水はけのいい土」です。

 

 

ナチュラル・ハーモニーの自然栽培.1

~土を掘って土を見て土の歴史を知る~
自然栽培に取り組む農家さんには、土を掘っていただいています。そして土質を見ていただきます。
肥毒があるのか無いのかを見ます。過去に使ってきた肥料や農薬の状況を確認します。そして、周りの地形を確認します。山だったのか田んぼだったのか、川のそばなのか海の近くなのか、川ならば上流か下流かなどを観察します。土は砂なのか火山灰土なのか、礫なのかなどなどを見るのです。そして、健康診断をした後に、その症状に合わせて計画を立てていただきます。

 

 

ナチュラル・ハーモニーの自然栽培.2

~同じ土に継続して向き合う、自然栽培の圃場登録~
この肥毒を抜くことと、水もち水はけを良くすること。この自然栽培をまず一定の土地で継続して取り組むことを農家さんには決めていただいています。一度自然栽培に取り組むと決めた場所、土地に関しては、継続して半永続的に自然栽培に取り組むこととなります。なぜなら土から本当に肥料や栄養分が無くなったとき、大自然の力が発揮され始めるからです。

 


それこそ、雑草が育たなくなるくらいの土になって、はじめて自然の力が発揮されるといいます。 そして圃場登録という手続きをして、その田畑の地図を提出していただき共有しています。

 

 

ナチュラル・ハーモニーの自然栽培.3

~自然栽培の土作り計画~
土の過去、土の状態を診断して、10年、20年かけて理想的な土を作っていくための計画を立てます。これが自然栽培における「土作り計画」です。経営を守りながら過去を清算するプログラムを立てるのです。自然栽培に取り組むに当たり、一度はできなくなる場合もあるので、少しずつ経営を圧迫しない面積から取り組んでいただいています。

 


半永続的に取り組む場所を決め、土を診断し、土の過去を清算し、「肥毒」を抜き、大自然の力を発揮できる土をつくる計画を10年、20年の長さで考えていただいているのです。

 

 

なぜ、土をみて、圃場を決め、土作りの計画を持つ必要があるのか!?

このように自然栽培は、肥料や農薬を与えなければそれでいいという農業ではないのです。私たちが、自然栽培をこのようにお伝えするのは、なにも私たちが正しいと言いたいのではありません。本当に自然栽培を成功させるには、肥料・農薬を与えないだけでは無理なのです。肥料・農薬を使わないだけでは、現場の農家さんはやはり、できないという現実を突きつけられます。

 

 

どんなに信念のある方でも、経営がぐらつけば、思いもゆれます。そうしたタイミングで家族の批判、地域の批判は、高まります。本人が揺れたときほど高まるのです。本当に成功するには肥毒を解決し、土をはじめとする環境の上に生きる植物の生きるプロセスに向き合っていかなければならないのです。それは農家の言葉で言えば、植物の生き様に向き合うことです。

 

 

私たちの失敗 自然栽培での失敗から自然が見えてくる。

肥料と農薬を使わないだけでは、自然栽培はできない!!
正直、申し上げて、私たちもこうしたことがお伝えできるようになってきたのは、さまざま先駆者と研鑽を重ねてきた、ここ 10 年のことです。それまでは前述のように、ある意味、ただ肥料・農薬を使わないでくださいといって取り組んできました。そのことで、何人かの農家さんの生活はひっ迫してしまったケースもありました。もちろんそれぞれの農家さんは自己責任のもと、ご自身の決断として、取り組んでくださっています。
当時からやり抜いてくださっている農家さんは、それは他にはない自然観というものを掴んでいる方もいらっしゃいます。しかし、ただ肥料・農薬を使わないというだけでは、結果、作物はなかなかできないのです。

 


生活のかかっている農家さんは、作物ができなければ、「米ぬかくらいはいいじゃないか?自然なものだし。」「緑肥くらいはいいじゃないか。」「生物農薬くらいはいいじゃないか?」「動物の糞尿も自然のものじゃないか?」と不安と疑問がもたげ、常識が邪魔をしてくるのです。「やっぱり自然栽培はできない!」という結論を出すことは、ある意味、あまりにも簡単です。これまでの常識の中に戻るだけなのですから……。

 


それこそ肥料や農薬を使わないというのは、今でも、そんなことを言い出せば地域で、特異な目で見られてしまいます。本当に変わりもの扱いされてしまうのです。そんな中で、当たり前に見せながら、地域の人の理解を得ながら、全国の先駆的農家は取り組んでいらっしゃいます。

 

 

私たちの失敗 自然栽培をなぜ断念せねばならなかったのか

私たちの関わる中で、自然栽培はやっぱりできないと断念された方は、今のところ一人だけです。
方向性がやや違って、微生物資材を使っている方は何人かいらっしゃいます。それはそれで信念をもっての歩みなので、仕方のないことですが、私たちとしては、自然栽培として取り扱えないということもあります。

 


その断念された方も、信念の強い人柄のよい方でした。若いころ仲間を農薬でなくし、より安全な農業を目指されていました。それでもやはり高齢でもあり、私たちも再三、さまざまな形でアプローチをしたのですが、なかなか後から肥料や農薬を抜いていくという話をしても、伝わらなかったケースでした。断念されるという結果。本当にこのことは私たちにとっても、自分たちの存在意義すら問われる残念なことでした。

 

 

肥料や農薬を使わず放置するだけが自然ではない

過去の肥料や農薬を、放置するのは自然ではなかったのです。田畑という自然環境では、人も加わることで、その環境を悪化させることもでき、浄化のスピードを速めることもできるのです。過去の清算は人も自然もせねばならない。その過去を清算し、未来をつむぐ。田畑一枚一枚からの日本列島を無農薬化し、いわば、地球の洗濯をしていく。それがこの自然栽培の一つの使命です。

 

 

自然農法成田生産組合での事例

自然農法成田生産組合は 1975 年から自然栽培に取り組むグループです。中心的人物である高橋博氏とともに、私たちも全国の農家に自然栽培の普及活動を行っています。そんな自然農法成田生産組合でも、30 年の歴史の中で、肥毒に行き着いたのは、20 年前です。自然栽培に取り組むようになって 10 年たったころです。

 

 

その後、10 年間かけて確認し、肥毒を取り除くことをさまざま実践してきました。そして 10 年ほど前にやっと確立できたといいます。その間、無肥料・無農薬でやっていた間は、農産物もなかなかできなくて、自然栽培の思いや取り組みに感動して、スタートした数々の生産者も、中にはやむを得ず、やめていく人もあったといいます。
肥料・農薬を使わないだけでは、自然栽培はできない。改めてそれが、現実なのです。

 

 

繰り返されすぎた失敗から学ぶ

有機栽培にしろ、一般栽培にしろ、前述のちまたにあふれはじめた擬自然栽培にしろ、肥料や農薬が土にあり、大自然の力を止めているという原因に立ちかえって判断しない限り、対処療法を繰り返すしかなくなるのです。結果、農家は続けられないという判断をしなくてはならなくなります。つまり、「自然栽培なんてできるわけがない!」という結論を出すことになるのです。そうした結論を出すことは簡単です。そしてそうした失敗は、さまざまな場所で、これまでにあまりにも繰りかえされすぎたと思うのです。さもなければ、ナチュラル・ハーモニーが起業する 1985 年以前にすでに自然栽培はあったわけで、もっと広まっていてよかったのです。

 

 

疑問を投げかけるべし

自然栽培だといわれても、私たちは立ち止まって聞かねばなりません。本当に肥料・農薬は使っていないのですか?田畑は継続して取り組んでいるのですか?過去に使った肥料や農薬への対応はどのようにされていますか?こうした視点を持つ必要があります。

 

 

「売れるからやる」ではできない!

「売れるから自然栽培をやってみたい!」「買ってくれるならやるよ!」こうした言葉を最近たまに耳にすることがあります。しかし、「売れるからやってみたい!」「買ってくれるならやるよ!」だけではこの農業はできません。「肥毒」を取り除かない限り、どこかでごまかすか、やめるかせねばならなくなるのです。だから、新たに取り組み始める農家さんとは、「肥毒」をはじめとする自然栽培の理念、原理、そして土作り計画や圃場登録など、しっかりと打ち合わせを行った上で、取り組みはじめていただくようにしているのです。

 

 

同じ苦しみを味わないために!

世の中に自然栽培が広まることは私たちにとって本望です。しかし、それが本当に大自然にあった農業でなければ、本当に広がることはできず、農業者をはじめとして、それにまつわる流通業者・消費者が苦しむということを、事前にお知らせする必要を最近しみじみと感じています。それは、自然栽培を先駆的に実践してこられた農家の方々も同じ思いなのです。

 

 

「自分たちと同じ苦しみをこれからの人が味わう必要はない!」多くの自然栽培農家がそういうのです。私たちも流通業者として、「自然栽培は売れるから」、「だれだれさんの本を読んで、今の有機栽培では付加価値がつかないから」では自然栽培はできない、そのことを農家さんにはお伝えしています。

 


幸い、私たちが、ご縁をいただいている農家さんの多くは、真摯に現状の農業の問題に向き合い、自然栽培に行き着き、着実に実践してくださっています。今、私たちの目の前には、肥料や農薬に頼らずできているという事実があります。できる方法があるのです。できるにはできるわけがあったのです!

 


だからこそ、大自然を師とし、大自然の力を引き出す農業の可能性を農家さんと共に研鑽するようつとめています。自然の偉大な力、つまり田畑の潜在能力を発揮させる自然栽培。できるようになるには大自然に学び、大自然の有様を尊び、大自然に沿っていく姿勢が強く求められます。田畑の潜在能力を発揮させるために、理想の土を作っていく必要があるのです。なぜできるのか、どのようにすすめていくかをしっかりと共有していくことが、私たち流通業者の責任でもあります。

 

 

ナチュラル・ハーモニーの自然栽培.4

~作付け政策~ 圃場登録した田畑に対し、生産依頼をし全量または必要量、買い取るしくみそして、私たちは圃場登録をして作付けをして、これだけやろうとなった作物の栽培計画された量を全量買い上げる契約をしています。それによって、農家さんには安心して生産に注力していただけるようにしているのです。

 

 

ハーモニック・トラスト会員のみなさんが自然栽培を支えてくださることにより、農家さんは大地を清浄化し、自然の力を田畑に結集することに集中して取り組むことができています。本当に大きな支えとなっているのです。一般的に流通業者は、必要な量を必要なだけ買い取るという仕組みです。全国の生産地を次から次へといいところ取りをしていくということです。

 

 

農家が生産だけでなく、販売まで意識することは、非常に不合理なことです。ただでさえ、未知のリスクのある自然栽培の取り組みなのですから……。これまでの現代農業の歴史は、流通が農家を苦しめ、消費者を裏切り、農家が流通をだまし、消費者をだます。消費者は安い、便利、簡単といった利便性だけを求める。そんな関係だったのだと思います。それは、いわば今の社会の縮図です。そこに一石を投じて、経済面でも信頼を回復しようとする試みといえます。

 

 

心と物の両面 買い支えつながりを作る

しかし、茨城県行方市の仲居主一さんという自然栽培農家がいいます。
『安心安全』って、それは本当の意味での信頼関係がないからだよね。本当につながりがあるなら、相手をお互いが思えるなら、安心安全は求めなくてもよくなるはずだ。自然に向き合えば、農薬や肥料はおのずから使わなくなる。そこに安堵感がすでにあるはずなんだから……。

 


もちろん、これまでも、いつの時代も争いは絶えなかったかも知れません。しかし、本来の作り手とつなぎ手と暮らし手の関係が取り戻されたとき、安心安全は当たり前のものになるのではないかと思うのです。